開かれた政府という暴力装置 : 池田信夫 blog

2009年11月29日11:56 カテゴリ法/政治 開かれた政府という暴力装置 事業仕分けが「財務省支配」だという論評が多いが、これはある意味では正しい。霞ヶ関にほとんど足場をもっていない民主党としては、財務省と組まざるをえないからだ。これは当面の戦術としてはやむをえないが、「官僚支配を脱却する」という民主党の戦略とは矛盾する。細川内閣のときも、小沢一郎氏が斎藤大蔵次官と組んで増税を強行しようとしたことが、政権を空中分解させる結果になった。 先日みんなの党の勉強会に招かれたとき、渡辺喜美氏も「鳩山政権の司令塔は財務省だ。彼らが公務員制度改革も埋蔵金もつぶし、一部の予算の事業仕分けだけでごまかそうとしている」と批判していた。国家戦略局は財務省主計局に代わるものだったはずだが、藤井財務相が予算編成権を渡すことを拒否して宙に浮いてしまった。だから「内閣予算局」を設けて主計局を内閣に移すというのが

[nishimotz]

「「開かれた政府」という暴力装置をいかにうまく使いこなすかというメディア戦略が、民主党政権の命運を左右する」

[heis101]

「僚が国益を守ろうとしているのか省益や私益を守ろうとしているのか、顔色を見ればすぐわかるのが映像の恐いところだ。「開かれた政府」という暴力装置をいかにうまく使いこなすか」

[takhasegawa]

もともと憲法上は予算編成権は内閣にあって、その事務を財務省に委託しているに過ぎないんだから、本当なら「内閣でやります」って言ったらおしまいの話のはずなんだけどね。

[rin_go]

情報公開と市民参加は、民主党政権の肝だと

[endo_5501]

「公務員制度改革についての議論もすべて公開すれば、誰が妨害しているのかがはっきりする」もう、今までのやり方では駄目なことがわかっているので、この辺りの優先順位付けの問題は、公開してやる方が良いと思う

[castle]

「予算編成権を内閣に取り戻す試みとしてある程度の成果を上げたのが、小泉内閣の経済財政諮問会議。概算要求の前に「骨太の方針」で内閣が予算の重点を決め、「工程表」にしたがって政治主導でリードしてゆく方式」

[kadotanimitsuru]

『顔色を見ればすぐわかる』いやオバマみたいな「役者」つれて来られたらむしろ国民はあっさり騙される。日独伊同盟組んでた頃にすら成立しなかった「ファシズム」がやっと日本にも成立する。

[nelnal_memo]

いつもの釣りタイトル。しかし、内容は全く同意できる。悪くなった流れを変えるためには今までと逆のやりかたをしないと駄目と言うことか。しかし見えるようにすることがIT化とも合致しているからこそって面もあるな

[asahichunichi]

一部のマスコミや文化人はみんなの党に期待しすぎ。候補者の思想がバラバラすぎる。リベラルなスタンスの堂本前千葉県知事を擁立した人間が候補なくらいだし

[FTTH]

タイトルから予想した方向とは違ったがこれは良記事な気がする。（ノビーなのにｗ

[kodaif]

"それに反対する各省庁と討論会をやってネット中継すればいい。官僚が国益を守ろうとしているのか省益や私益を守ろうとしているのか、顔色を見ればすぐわかるのが映像の恐いところだ。"

[p260-2001fp]

『「開かれた政府」という暴力装置』この言葉はいいな

[georgew]

テレビ放映という劇場効果も加わってるところが侮れない。