「日本病」が世界を襲う : 池田信夫 blog

2011年08月31日23:06 カテゴリ経済 「日本病」が世界を襲う Martin Wolfも世界経済の「日本病」にコメントしている：マーケットは「二番底」を心配しているが、それは間違いだ。なぜなら一番目の不況が終わっていないからだ。 主要6ヶ国のうち、実質GDPが2008年の金融危機以前のレベルに戻った国は一つもなく、日本とイタリアとイギリスは特に悪い。これはRogoffのいう「第2の大不況」になるおそれが強い。第1はもちろん30年代の大恐慌だが、いま世界のたどっている道は当時のアメリカより90年代の日本に似ている。 第1に、バブル崩壊で過剰債務が発生する。第2に、政府がそれに適切に対処せず、政治が混乱する。第3に、こうした不確実性が増した結果、安全資産である国債に資産が逃避し、長期金利が下がる。「米国債はデフォルトのリスクがある」としてすべて売却したPIMCOのビル・グロスは、「誤っ

[hihi01]

つーことは、この「日本病」というのは「先進国病」であり、いずれの国も安全側の政策をつづける限りいつかは直面する問題であると定義できないだろうか？

[Yamakatsu]

「ミクロ的なdeleveraging（不良債権の最終処理）を急ぐことが決定的に重要だ。」ふむ

[hafnium49]

「第1はもちろん30年代の大恐慌だが、いま世界のたどっている道は当時のアメリカより90年代の日本に似ている。」

[marurun01]

rssfg

[georgew]

日本の最大の教訓は、ソフト・ランディングしようとすると、問題はかえって長期化し、傷は深くなるということ > 政治的誘因が大きいので「分かっちゃいるけど」に陥りやすい、という絶望。

[blueboy]

"(不良債権の最終処理）日本はそれを先送りしたために金融システムが崩壊して" → ならば資金供給が滞って投資不足（高金利）になっているはずだが、現実には金余りで、投資需要不足（低金利）だ。／池田説はリフレ派

[waman]

『ソフト・ランディングしようとすると、問題はかえって長期化し、傷は深くなる』