築100年・木造三階建て・下宿屋 | 一年三六五枚

今週末には校了の運び、となるはず。 ３月21日発売の春号、特集は「働く台所」です。 少し前の話になりますが、fuRuさんに教えて貰った「本郷館」の保存シンポジウムに行ってきました。現在は20名ほどが住む、木造三階建ての築１００年というこの館（下宿屋）ですが、目下建て替えの話があり、住人有志や建築家、建築史家などが保存プロジェクトが立ち上げたのです。 日曜の昼下がり、シンポジウムの会場はほぼ満席状態。この本郷館は知る人ぞ知る、有名な建物なのです。TOKYOSTYLE（都内の安アパートだけの愉快な写真集）に何部屋か出ていたことを思い出しました。（かつては地方から上京してきた帝国大学に通う坊ちゃんがたが住む高等下宿だったそうだ。布団の上げ下げから食事の用意まで女中さんが面倒みてくれる）。 この保存プロジェクトでは、所有者側に立った前向きな保存改修提案がなされているのですが、聞き入れる気配は今のと

[yomhaddin]

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