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害と正味の便益、正味の害 - Interdisciplinary
福島の甲状腺がん検診にまつわる議論*1の流れで、余剰発見等の好ましく無い結果をもたらすのを害・ハー... 福島の甲状腺がん検診にまつわる議論*1の流れで、余剰発見等の好ましく無い結果をもたらすのを害・ハーム(harm)と呼んだり、検診が推奨されるかの指標として正味の便益(net benefit)を使い出したのは、おそらく私が最初のほうだろうと思います。 余剰発見(世間的には過剰診断)が取り沙汰されるようになった頃、そのような現象あるいは結果自体を指す言葉として、リスクが用いられていました。たとえば、がん検診のリスクのひとつは、「過剰診断」です。といった具合です(過剰診断とは何か?――福島の甲状腺検査の問題点 - SYNODOS)。これは3年前の記事ですが、比較的新しいものでもこのように用いられているという事例です。 しかし、疫学など検診の議論に関わる専門分野においてリスク(risk)とは、着目する結果の起こる割合や確率を指す用語です。我々が興味を持つのは、着目する結果がどの程度の確からしさで起
2022/09/23 リンク