日本のナイフ産業の分岐点「刃物追放運動（刃物を持たない運動）」はなぜ起こったのか？ ｜ 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る！

日本国内のナイフコレクター、職人、そして肥後守を始めとする日本の伝統的ナイフのファンは、異口同音に「昭和30年代の刃物追放運動がなければ」と語る。 「刃物追放運動」または「刃物を持たない運動」が日本の刃物産業に多大な悪影響を与えたのは事実である。 肥後守は、その固有名詞自体が登録商標で、兵庫県三木市の刃物製造業者の組合員であれば同型ナイフに「肥後守」と刻印することができた。それが今では永尾かね駒製作所のみが肥後守の生産を続けている状態だ。 この記事では、日本のナイフ産業を急激に衰退させる分岐点になった刃物追放運動について考察していきたい。 日常から刃物が消えた！ 1960年（昭和35年）10月12日、日本社会党委員長浅沼稲次郎が殺害された。 犯人は右翼活動家の山口二矢で、この当時の山口は17歳。自宅で偶然見つけた脇差を使い、浅沼の腹部を刺したのだ。 この直後から、民間の団体やPTA、青年団

[kerc]

経緯はあれど、カッターナイフがナイフの市場シェアを根こそぎ奪っていったと思うよ。

[ngsw]

平成には繁華街十徳ナイフ狩りがあった

[EoH-GS]

子どもの頃（80年代）、普通に肥後守使ってたから、　追放運動があったの知った時はびっくりしたなぁ。

[torajan]

肥後守はだめだけどボンナイフはOKだった。っていうか若い人はボンナイフって言っても分からないかも...

[faifan]

実際のところカッターとハサミと包丁以外は日常的に使う人少ないからなぁ。

[minamihiroharu]

昭和50年代のガキは普通に肥後守もカッターもボンナイフも手に入れられたし、俺も肥後守持ってた。　不器用なガキだったのでろくに研げなくてNTカッター使ってたけどなｗ

[kamiokando]

学校の横の文具屋で肥後守を百円で買った思い出。

[UDONCHAN]

へぇそんなことが

[Wafer]

昔はな、鉛筆をナイフで削ってつこうたもんじゃ。鉛筆削り器もわしが学校にあがったころにはもうあったがの、５ｃｍぐらいになってしまうと短すぎて削れんでな。ナイフなら１ｃｍぐらいなら余裕で使えたもんじゃ

[rag3]

ジオブリーダーズからバタフライナイフが消えた原因。あっちは手榴弾くっつけて投げてたけど。

[ototsuki]

刃物を持たないため痛みを知らず容易に他人を傷つける子供が増えたなんてことも言われるきっかけ。鉛筆削り普及も遠因だと思われるが。昨今の欧米人気のきっかけはフランスのナイフ雑誌じゃなかったっけ？

[ROYGB]

これは知らなかった。そういえば子供のころに読んだ「冒険手帳」というサバイバル本にも最近の子は刃物を使わなくなっていると書いてあった。