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かなしい坂 - Wikipedia
玉川上水は当初、現在の京王線多磨霊園駅近辺を通す予定であった。しかし工事がこの坂にまで達すると、... 玉川上水は当初、現在の京王線多磨霊園駅近辺を通す予定であった。しかし工事がこの坂にまで達すると、導水した水がすべて地面へと染み込んでしまった。そのため玉川上水はコースを北へ移し、工事を再開した。 工事に関わった役人たちは、失敗の責任を問われて処刑された。その際に役人が「かなしい」と嘆いたことから、この坂に「かなしい坂」の名が付いたといわれ[1]、今に至っている。 誘導してきた水が字金尻(府中町谷戸の南端)へ落ちてしまい、そこの字名の金尻(かなしり)が「かなしい」と呼び習わされていたので、そこにある坂道を「悲しい坂」と読んだとの説もある[2]。祝儀等の際にはこの道を通らないという話もある[3]。
2015/03/11 リンク