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北海道の地名・駅名 - Wikipedia
北海道の先住民族であるアイヌは、彼らの言葉(アイヌ語)でそれぞれの土地を呼んでいた。アイヌの地名... 北海道の先住民族であるアイヌは、彼らの言葉(アイヌ語)でそれぞれの土地を呼んでいた。アイヌの地名は、「河口がよどんだところ」「浜の真ん中」「赤い崖」など、その土地の環境や形状を素直に表現したものが多い。しかしアイヌは文字を持たないため文字によって表記されることはなかった。 日本の江戸時代以降、北海道に和人(日本人)が入るようになり、和人地を形成し、支配地やアイヌとの接点を拡大してゆくと、アイヌの土地名をカタカナ等で表現するようになり(ナヨロなど)、和人勢力の拡大とともに地名として定着するようになった。明治以降、明治政府による北海道開拓が始まり、内地(おおむね本州・四国・九州をさす)から屯田兵や開拓民が入るようになると、それぞれの開拓地に地名をつけるようになる。もともとアイヌの地名がある場所には、これに漢字をあてて地名とすることが多かった。例としては札幌(乾いた大きな川を意味するサッ・ポロ・