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小幡小平次 - Wikipedia
『彩入御伽艸』の小幡小平次 初代尾上松助の小幡小平次、文化五年 (1808) 閏六月八日江戸市村座初演。初... 『彩入御伽艸』の小幡小平次 初代尾上松助の小幡小平次、文化五年 (1808) 閏六月八日江戸市村座初演。初代歌川豊国 画。 小幡 小平次(こはだ こへいじ)は、江戸時代の伝奇小説や歌舞伎の怪談物に登場する歌舞伎役者。幽霊の役で名をあげた後に殺害され、自分を殺した者のもとへ幽霊となって舞い戻ったという[1][2]。創作上の人物だが、モデルとなった役者が実在したことが知られている。 巷間に伝わる小幡小平次の奇譚が一つの物語として形を成すのは、享和3年 (1803) に江戸通油町僊鶴堂から出版された山東庵京伝作・北尾重政画の伝奇小説『復讐奇談安積沼』(ふくしゅう きだん あさかの ぬま)をその嚆矢とする。次いで文化5年 (1808) 閏6月に江戸市村座で初代勝俵蔵(四代目鶴屋南北)作の『彩入御伽艸』(いろえ いり おとぎ ぞうし)が初演され、今日に伝わる小幡小平次のあらましはこの2作によって決定