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耳下腺 - Wikipedia
耳下腺(じかせん、Parotid gland)は大唾液腺の一つ。 概要[編集] 耳下腺は最大の唾液腺であり、三角形... 耳下腺(じかせん、Parotid gland)は大唾液腺の一つ。 概要[編集] 耳下腺は最大の唾液腺であり、三角形を呈し外耳道の前下方にあり、下顎は下顎角に達する。後端は、胸鎖乳突筋及び茎状突起から出る諸筋に接し、その一部は深く下顎後窩に入り顎関節に接し、この部を深部という。 上縁は下顎枝および咬筋の外面で頬骨弓の下にある。前後径3〜3.5cm、上下径4〜5cm、厚さ2〜2.5cm、耳下腺管は長さ5〜6cmあり、この腺の前上部から出て頬骨弓の下約1cmの所をこれと平行に咬筋の外面に沿って前走し、その前縁で内方に曲がり頬筋および頬の粘膜を貫いて上顎の第2大臼歯の歯冠の高さで、その対岸にある耳下腺乳頭で口腔前庭に開口する。耳下腺管の上方に副耳下腺があることがあり、その導管は耳下腺管と合する。 顕微鏡解剖学的には、純漿液性であり、腺の形から言えば複合包状腺である。 小葉間結合組織により多数の小葉