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第84話 16年振りの災厄 - 努力は俺を裏切れない(常石 及) - カクヨム
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第84話 16年振りの災厄 - 努力は俺を裏切れない(常石 及) - カクヨム
「ハルト曹長。そちらの怪しい男はどうでしたか」 「オイレンベルク准将」 スラムに戻ると、当たり前の... 「ハルト曹長。そちらの怪しい男はどうでしたか」 「オイレンベルク准将」 スラムに戻ると、当たり前のように暴漢達を制圧していたイリスとオイレンベルク准将が俺のことを待っていた。現場には既に警邏隊の人間が複数到着していたようで、色々と現場検証やら道路の封鎖やら、日本の警察っぽいことをしていた。 「准将、これを」 「はい……はい?」 とにかく証拠を見せないことには話にならないと思ったので、俺は准将に先ほどの魔人の魔石を手渡す。一旦は魔石を受け取った准将だが、一目見て只事ではないと判断したのか、好々爺然とした表情を一変させて目を剥いて驚いていた。 「何ですか、これは」 「魔石です」 「それは見ればわかります。ですが、これに似た魔石を私はこれまでの人生で一度しか見たことない……。ハルト曹長、まさか」 「ええ。そのまさかです。詳しい話は駐屯地に戻ってからにした方が良いでしょう。ここには人の耳があります