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第25話 遠江衆の力など必要ない - 奥遠の龍 ~今川家で生きる~(浜名浅吏) - カクヨム
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第25話 遠江衆の力など必要ない - 奥遠の龍 ~今川家で生きる~(浜名浅吏) - カクヨム
「ご飯おかわりはいかがですか?」 菘に甘い声で聞かれ、すみませんと言って五郎八郎は空になった茶碗を... 「ご飯おかわりはいかがですか?」 菘に甘い声で聞かれ、すみませんと言って五郎八郎は空になった茶碗を手渡す。 祝言から二年。 菘と五郎八郎の毎朝の光景である。 たまに喧嘩はするものの翌日にはまたこの光景なのである。 これだけ仲睦まじいのだから、お世継ぎの誕生も間もなくだろうと皆期待している。 「殿と奥方を見ていると、それがしもそろそろ嫁取りがしたいって思いますね」 五郎八郎たちを横目に朝食を食べている八郎二郎がぼそりと呟いた。 良い娘御を探してあげましょうと、かなり前から花月院が言ってくれているのだが一向に紹介してくれる気配が無いらしい。 なお、少し前から八郎二郎の茶碗は空である。 「権八みたいに露草殿を娶ったら良いでは無いか」 藤四郎に突然名前を出され権八が飯を噴き出した。 弥次郎も左様左様と頷いている。 「八郎二郎、悪い事は言わん。奥方の侍女だけは止めておけ。奥方経由で家の中の話が筒抜け