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第4話 - それを何と呼ぶかは貴女が決めてくれ ―龍村兄妹物語2(磯崎愛) - カクヨム
浅倉のにやけたようすに辟易し、遠慮なく弱点をついてやった。 「お前、その調子で深町さんからかうと永... 浅倉のにやけたようすに辟易し、遠慮なく弱点をついてやった。 「お前、その調子で深町さんからかうと永遠に相手にしてもらえなくなるぞ」 「そっちへ反撃するんだ」 顔つきが変わったので俺もそれ以上つっこむのはやめた。そして浅倉は浅倉で、こちらの態度の変容にしっかりと気がついておし黙った。こういうところが、この男がモテる一要因なのだろうと俺はひとりで納得した。 「お前、あれを恋愛だと思って読んだか? あんなふうに、お互いだけがいればいいと、何もかも捨ててもいいと互いに口にしあう関係が恋愛か?」 「……や、でも、たしかに行き過ぎてたけど、ああいうのはあれが普通じゃないの?」 言いよどんだ浅倉を、一笑にふした。 「ふつうってなんだよ」 「いわゆるフィクションにおける約束事?」 「あれは虚構であって現実と違うだなんてよく言えるな」 「少女漫画とか、そうでしょ。あんな男、現実にはいないじゃん」 「馬鹿が。
2024/08/29 リンク