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せかいめいさくどうわ「ラプラスのあくま」 - 石油玉になりたい(短編集)(柞刈湯葉) - カクヨム
むかしむかし、小さな国の小さなおしろに王さまがすんでいました。 王さまはとても心のやさしい人で、い... むかしむかし、小さな国の小さなおしろに王さまがすんでいました。 王さまはとても心のやさしい人で、いつも国の人びとのことを思いやっていました。しかし、国は小さくてまずしく、となりの国のつよいへいたいたちにいつもおびやかされていました。 ある夜、王さまのしんしつにあくまがあらわれました。 「よう、おれはラプラスのあくまだ」 「うわあ、あくまがあらわれたぞ。たすけてくれ」 王さまはおどろいて、ベッドからとびおきて、おしろのなかをにげまわりました。 「ふふふ。おまえがどこににげるか、おれにはわかっているぞ」 どういうわけか、王さまがひろいおしろのどこににげても、あくまは先まわりしています。とうとうへとへとになってすわりこんだ王さまに、あくまは話しかけました。 「王さま、おれにはみらいを知る力がある。この力をおまえにかしてやろう」 「なんだって」 「これからの七年は、国じゅうのはたけでたくさんの作物
2022/11/03 リンク