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【書評】「モチベーション3.0」(講談社刊、ダニエル・ピンク著、大前研一訳) - 窓際の景色
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【書評】「モチベーション3.0」(講談社刊、ダニエル・ピンク著、大前研一訳) - 窓際の景色
固定概念を根底から覆す彗眼の書である。 人は生まれながらにして自律性を持っている。近年、欧米を中心... 固定概念を根底から覆す彗眼の書である。 人は生まれながらにして自律性を持っている。近年、欧米を中心とした先進国に蔓延る成果主義に一石を投じる事は間違いない。 旧来の報酬、昇級などの外的動機付けによるモチベーション2.0と自律性に基づく熟練、目的に向けた持続性による其れモチベーション3.0との戦い。研究者のフィールドワークに基づく様々な実証データから導き出された21世紀の働き方を考える意欲作である。旧書「フリーエージェント社会の到来」等、働き方、社会との関わり方に常に向き合う著者の最高傑作に成るであろうし、ビジョナリーカンパニーのバイブルと成る事は間違いないであろう。