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辻邦生の文学における生と死 - kiyonobumieの日記
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辻邦生の文学における生と死 - kiyonobumieの日記
機会が与えられて、10月上旬にトゥールーズで死生学関連のちょっとした発表をすることになっている。話... 機会が与えられて、10月上旬にトゥールーズで死生学関連のちょっとした発表をすることになっている。話としては2月くらいからあったものなのだが、ちょうど今、原稿を書いている。TPOからして、フランス人相手にライシテの話を死と絡めてするというわけにはいかないようで、日本関係のほうがいいと言われ、何にしようか多少迷ったが、辻邦生でやってみようと思いますがいかがでしょうと言うと、割とすんなりOKをいただいた。 私が辻邦生を読み出したのは、99年に彼が死んでからになる。ちょうどその頃ちくま文庫で森有正のエッセー集が出ていて、そこにしばしば辻邦生の名前を見出した。私たちの世代で森有正を読む人間はずいぶん少なくなっていると思うけれども、フランス留学を考えていた当時の自分は、一世代前の人間であるかのように森有正を通して西欧文化の重みを疑似体験していた。それとその頃は吉田健一を集中的に読んでいた。いきなり『時