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帰ってきたみふ子の真夜中日記
長い旅がはじまる。 夜行バスの中で、SNSの日記にそう綴った。ずいぶん昔の話だ。 当時、わたしは実家で... 長い旅がはじまる。 夜行バスの中で、SNSの日記にそう綴った。ずいぶん昔の話だ。 当時、わたしは実家での引きこもり生活と精神科通い、アルバイト生活を経て再び上京するところだった。 アルバイト先の人間関係は良好で、同僚たちが最後にお別れ会を開いてくれた。出発の数日前のことだ。 「ぶっちゃけ……本当は女性になりたいの?」 「うん、実はそういうことで……」 「ゆくゆくは取っちゃうの?」 「それはまだ、わからない……」 実際それはあらゆる意味で遠すぎた。髪を伸ばし、ホルモン剤は個人輸入で手に入れていた。中性的な服装を好み、GIDの自助グループにも顔を出し、オペ済みの当事者からも話を聞いていた。でも手術費用や社会適応のことを考えると、気が遠くなるようだった。 ともあれ、その時のわたしはまだトランスの入り口に立ったばかりだった。トランスという長い旅の。 そもそも男性から女性になることなんてできるのか、