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なんもしたくねー - Letter from Kyoto
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なんもしたくねー - Letter from Kyoto
父が亡くなった。ガンが見つかった時点で、助からないのは確実だった。残された時間は短く、あとはどう... 父が亡くなった。ガンが見つかった時点で、助からないのは確実だった。残された時間は短く、あとはどう過ごすか。僕は最近時間の自由が効く方だったから、病人の父をけっこうサポートした。病院通いであったり、実家で過ごすにあたっての補助だったり。 具体的には、まず病院からの連絡は全て僕が受けた。入院中は2日に1回ほど病院に通い、洗濯物を交換し、本などの差し入れを持っていった。コロナ禍なので一般人は病棟に入れず、差し入れも看護師を通じての受け渡し。面会もできず、通話で話すのみ。入院中、父は検査を繰り返し、化学療法を行い、食事がままならなくなりみるみる痩せていった。 入院期間が終わり、通院生活が始まると、父の体調は一旦落ち着いた。食事ができるようになり、外を散歩したり、酒やコーヒーを飲むこともあった。親戚や知人に連絡を入れ、自宅を訪ねてもらったり訪ねたりした。父は入院前のように、冗談を飛ばすこともあった。