少女小説の100年史、ライトノベルとの関係

amazon.co.jp「ライトノベルに少女小説は含まれないのか？」という議論を見かけたのですが、ここでいう「少女小説」がちょっと気になりました。 「少女小説」は、"少女向けの小説"と理解されていると思うのですが、"少女向けの小説"は2000年代ぐらいから「少女向けライトノベル」と呼称されることが多く、若い読者には「少女小説」という呼称が通用しないなんて話も耳にします。「少女小説」を今風に「少女向けライトノベル」と言い換えると「ライトノベルに少女向けライトノベルは含まれないのか？」という話になってしまって命題として成立しません。 まあ、「少女小説」という呼称が用いられたのは主に戦前と1980年代～1990年代なので、ここでいう「少女小説」はその1980年代～1990年代のイメージ、つまり、氷室冴子や久美沙織が活躍した時代のコバルト文庫や花井愛子や折原みとに代表されるティーンズハートのイメー

[hatikaduki]

現在の少女小説文化はライト文芸レーベルと児童文庫レーベルに二極分化して受け継がれてますよね

[miruna]

涼宮ハルヒとか高坂桐乃みたいなにエンパワーされた女子めちゃくちゃ多いと思うんですけどTwitter上のはてサみたいなフェミニストからはただのツンデレの変奏とか言われて私がブチキレるわけですよ

[early48]

百合は現在男性向けと定義されることが多いけど、戦前の少女小説の存在から元々は女性向けコンテンツであったんですよね。百合オタクとしてはこの事実をとても大事にしたい。

[wuzuki]

80〜90年代はレモン文庫、パレット文庫とかもあった。コバルトピンキーは、りぼんの漫画のノベライズが人気だった。とんでる学園シリーズとか、児童書の少女小説も多かった。THはケータイ小説ブーム時に廃刊になった。

[quabbin]

破妖、オーラバ、炎の蜃気楼もいいけど、龍と魔法使いもいい。けど、90年代傑作は未だに楽園の魔女たちだと思っている。2000年以降は…そうね。で、性表現が過激なものも増えてきた気がする。

[mori99]

氷室冴子に「少女小説家は死なない」という本があって、コバルト復興前の雰囲気が読み取れるというかなんというか

[nicoyou]

コバルトもだけどホワイトハート好きだったな―。コバルトよりもっとファンタジー味が強くて重ための作品が多くて。プラパ・ゼータシリーズとかも好きで読んでた

[ta-c-s]

コバルト＆THは平成初期くらいまで「ジュニア文庫」括りだった記憶 当時のコバルト文庫目録持ってたけど女の子の初体験告白シリーズとか出てたな／星へ行く船とジャパネスクで入りました

[gorokumi]

氷室冴子に出会った時衝撃だった、女子が素直で元気で。あれは少女小説だよまさに

[yas-mal]

自分と同世代の女子は、折原みとを読んでたイメージがあるけど、あまり語られないな…。(ライトノベル関係ないコメント)

[pgary]

氷室冴子さんと言えば、「なんて素敵にジャパネスク」、「ざ・ちぇんじ！」を読んでいました。特に「ざ・ちぇんじ！」には衝撃を受けましたが、「とりかへばや物語」という元ネタがあるというのが更に衝撃

[bokmal]

（少女小説じゃなくて児童文学の括りかもしれないけど、フワフワした後毛が特徴的なイラストレーター誰だっけ…なんかいつも素足で爪先立ちしてる…）

[YokoChan]

中原淳一のイラストいいね。(そこ？）

[gwmp0000]

"1976年 コバルト文庫創刊 「ジュニア小説」にトドメを刺したのが コバルト文庫からデビューした氷室冴子 「ジュニア小説とは違う」という意識を持っていて 死語になっていた「少女小説」という呼称を復活させた

[mamezou_plus2]

姉がいたので、新井素子さんのとかコバルト文庫とか読んでました。自分世代はキャンディ•キャンディとか流行ったので男子でもなかよし読んだりが結構普通でした。みゆきやらタッチも流行ったし

[takeishi]

少女読者はどこ行った、って児童向け文庫とかなのかなあ。

[upran]

氷室冴子は別格だった。新作読みたくて雑誌コバルトを買ってみたら他のは低年齢向け少女マンガみたいなのばかりで参った…。

[roirrawedoc]

サムネだと草かんむりが見切れてて化物語になってるのすご

[a2c-ceres]

80-90年代の記述が私の実感と違うな。ファンタジー小説にコバルトが後から乗っかったのは正しいが、ライトノベルはコバルトが先行して角川スニーカーは後乗り。FTの流行前からラノベの潮流はあったのに無視されがち。

[solt-nappa]

重箱の隅をつついてよい？　「ハイスクールオラバスター」でなく「ハイスクール・オーラバスター」やねん。

[natu3kan]

昔の中高生、コバルト文庫よみがち。少女小説がオタクやラノベと直でクロスしたのマリみてくらいって印象はある。

[gonai]

児童文庫レーベルが意外と強いし、Web小説が無料で読めるので、本を読む人からコバルト文庫はスポイルされちゃったんだろうと思っている。シロップみたいな甘々は少し大人向けで生きている。

[kaos2009]

時代の流行に合わせたり読者の求めに応じて作家や出版社がジャンルやブランドを刷新していく歴史

[sds-page]

プロセカとかのゲームのテキストってどういう括りになるんだろうな。ビジュアルノベル？ボカロ小説もまだ出てるからあの辺が少女向けの最先端かも

[ROYGB]

氷室冴子の「少女小説家は死なない!」では少女小説はマイナー扱いだけど、マンガはラノベブーム後なので設定が変わってた。売れない少女小説家が、ファンレターを一度出しただけの主人公の家に押しかけて同居する。

[and_hyphen]

おれはばりばりのティーンズハート世代なので衰退は悲しかった。そう言いつつおれ自身も読まなくなってたからなにも言えない。とんでる学園シリーズは小学校の図書室に並んでたわ。なつかしい

[timetrain]

最後の結論が重いなあ。ピンキーはそんな時期に消えてたのか。買ってたの終盤だったんだな

[REV]

女性向け少女小説と男性向けライトノベルの接点は（８０年代以降は）少な目という見解。古本屋で昔のコバルトを見るとSF短編集が入ってたりしてビビる。ひらがなみっつでことみちゃん。

[ichigocage]

折原みと、小学生のころ夢中で読んでた。たぶんブコメで言われてる「低年齢向け少女マンガみたいなの」のうちに含まれるんだと思うけど、あの軽い文体がとても鮮烈に思えた。

[firststar_hateno]

少女小説とライトノベルの関係、如何にも興味深いお話でございますわ。二極分化の潮流、文芸の広がりを感じますわね。

[seitenugetsu]

松田瓊子を語らない少女小説史なんて無価値。付けていた日記までもが少女小説の世界みたいで凄いのだから。

[oO_TOJIMAME_Oo]

リアタイで読んでた身としては少女小説とライトノベルの区別つけてなかったなあ 面白けりゃ読む感じ