2016-02-16 - 山猫日記

日本における言論の自由に対する懸念が強まっています。実際に、言論の自由やそれを支える報道の自由がより不自由になっているのかについては諸説あるでしょう。国会でも論戦になっています。国際的なランキングが万能とは思いませんが、国境なき記者団が発表する「報道の自由度」への評価が下がっていることは何らかの傾向値を示していると見るべきです。少なくとも、言論がより不自由になっていると「感じる人」が増えていることは間違いありません。そう感じる人が多いということは、結果的に、言論の自由は後退しているのと同じです。 そんな中、放送行政をつかさどる高市総務相の放送法をめぐる発言が飛び出しました。2月8日の衆議院予算委員会において、「政治的な公平性を欠く」放送に対して、放送法４条違反を理由に電波停止を命じる可能性に言及したのです。「行政指導しても全く改善されず、公共の電波を使って繰り返される場合、それに対して何の

[Baatarism]

メディア「ムラ」が市場競争によって改善されるべきならば、テレビ局に周波数オークションを適用すべきでしょうね。そうなれば帯域の利用権は財産権となるので、政府も簡単に「停波」はできないでしょう。

[koyhoge]

『高市総務相の発言の問題の本質は、権力は「政治的中立」を判断できないという点にあります。』自らの政治的主張を通すために使うものは何でも使うというのが近年の自民党の方法論。

[mmsuzuki]

“法の原理に対する表層的な理解をもった政治家が現れ、法律を字句どおりに解釈することで影響力を発揮しようとした、というのが一連の発言の本質です。”

[shigo45]

リベラルな政策は霞が関エリートが進め、小選挙区制は国民が望んだとは何が根拠なのだろう。官僚が生存権を否定し続け、国民からの要望もないのにメディアが異論を許さぬ小選挙区制一色だった事実は何処へ行った？

[Moonlightdance]

官僚がリベラリズム（ネオリベラリズムではない、対極のもの）の担い手であるという理解は正しく、これは恐らく三浦女史の配偶者が元官僚であることに由来すると思う。なお、だから高橋洋一みたいなのは排除される。

[cybo]

結局は, 選挙による審判を受ける訳で, 電波停止に及んで尚, 選挙で勝つならば, それはもう仕方ないんじゃ. 放送局側は上手く立ち回って欲しいなぁ. 自らの権力に無自覚にみえる. > "権力は「政治的中立」を判断できない"

[DaysLikeMosaic]

限られた国有資源である電波の使い方について政治が最低限の干渉するのは一概に悪いとも言えないが、影響力の大きい主要メディアの客観的報道が担保されなければ、政治の代わりにカネが統制するようになるだけ。

[cloudliner_tweets]

「行政が判断権者である時点でその判断こそが中立性を欠いているのです...それは、厳密な意味では放送法の規定自体が間違っているということです。日本の行政は「間違い」を改められないという掟をもっていますから...

[cider_kondo]

お金とメディアの関係って、例えばマードックの動きとか見てても難問だと思うので、村であることを認めた上で存続する方法を考える方がまだマシかもしれないとか考えないでもない。現実には無理だとも思うけど。

[bros_tama]

写真がいいね．もう東京タワーの時代じゃないもんな．

[yoko-hirom]

深酒と健康飲料のがぶ飲みを同時にやっても『中庸』とは呼ばない。『喧嘩両成敗』は自力救済を禁ずるもの。どちらも安倍自民党政権の都合に合わせた両論併記の根拠たり得ない。

[Ereni]

「ムラ」指摘はその通りだと思ったけど、全体的に言葉に実感が薄いと思ってしまった。ずっとそういうスタイルの人なんだろうけど／あと国境なき記者団関連。2013年 http://matome.naver.jp/odai/2135962106060143401

[tokyocat]

《政治が介入する領域が拡大することそのものに反対ではありません》《しかし同時に、私企業や、公共放送に対してすら》《民主的統制を、政府や国会を通じてやるべきだとは思っていません》