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【連載小説】甘いクリスマスリースに微笑んで。第1話 - macaroni
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【連載小説】甘いクリスマスリースに微笑んで。第1話 - macaroni
クリスマスツリーに輝いて揺れる、まん丸いオーナメントを見るだけで嬉しくなる。 でも、同じまん丸でも... クリスマスツリーに輝いて揺れる、まん丸いオーナメントを見るだけで嬉しくなる。 でも、同じまん丸でも、目の前に水晶玉を差し出されて「咲子さん、とりあえずこの水晶買ってください」なんて好きな男に言われる日が来るとは思いもしなかった。 私、春口咲子(ハルグチ サキコ)28歳は、仕事にのめり込んでしまい、気が付けば5年以上も彼氏がいない。 第二次結婚ラッシュの到来や、周りからのプレッシャーもあり、次第に独り身であることに焦りを感じ始めている。友達に相談してもあまり取りあってもらえず、誰にも相談できず、半年前から恋愛相談をしに、表参道のとある占いの館に通い詰めていた。 よく当たる、そして私の気持ちをよく汲んでくれる、頼りがいのある色白のハンサム占い師に、気が付いたら好意を寄せていた。 そんな彼から、さっきまで大事そうに使っていた水晶を差し出されたのだ。 「とても質の良い水晶で、なかなか手に入らないん