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詩の橋を渡って:時の綾に抱き込まれ=和合亮一(詩人) | 毎日新聞
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詩の橋を渡って:時の綾に抱き込まれ=和合亮一(詩人) | 毎日新聞
12月 日付変更線を超えると きのうという過去から あしたという未来に飛び込む 子供がプールに沈むよ... 12月 日付変更線を超えると きのうという過去から あしたという未来に飛び込む 子供がプールに沈むように 十一月の初旬に、作家の綿矢りささん、翻訳家の柴田元幸さんらと共に、シンガポール・ライターズ・フェスティバルに参加した。三百人もの世界中の作家や詩人たちが集うイベントは南国の景色と共にかなり刺激的であった。一時間ほどの時差しかないのに、赤道直下の異郷は別世界の力に満ちていて、そして悠長な時間があった。日本に戻ると日々の気ぜわしさに、またこの国に必ず来たくなると教えられた。師走の今、正にその通りである。 「日付変更線を超えると/きのうという過去から/あしたという未来に飛び込む/子供がプールに沈むように/まず足が静かな表面を通し/足首とふくらはぎ そして腿(もも)/冷たさに抱き込まれ/快楽の波が全身に伝わる」という詩句に、なぜだかシンガポール・リバーのボートレースの風景が浮かんだ。無数のオー