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広島:原爆投下前の町並みをVRで再現 福山工の生徒ら | 毎日新聞
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広島:原爆投下前の町並みをVRで再現 福山工の生徒ら | 毎日新聞
広島県立福山工高が仮想現実(VR)で再現した、原爆で破壊される前の広島市細工町(現中区)の町並み... 広島県立福山工高が仮想現実(VR)で再現した、原爆で破壊される前の広島市細工町(現中区)の町並み。左の2階建ての建物は爆心直下にあった島病院=広島県立福山工高計算技術研究部提供 「1発の原爆で生活を失う怖さと、復興のすごさ」を体感で伝えようと、広島県立福山工高(福山市野上町3)の計算技術研究部が、爆心直下にあった広島市細工町(現中区)の原爆投下前の町並みをバーチャルリアリティー(VR=仮想現実)で再現した。2016年から写真や絵はがきなどを基に開発し、被爆者らに繰り返し見てもらい、「生活感を感じられる町並み」を目指した。再現作業を通して、生徒たちは「原爆についてより深く理解することができた。だからこそ伝えていきたい」と話す。【松井勇人】 完成したVRは、上空約600メートルで原爆がさく裂した島病院(現島内科医院)を中心に南北約600メートルを自由に巡ることができる。病院の中庭や旧広島郵便局