助産師がＤＶ防止講座 「暴力振るって良い理由はない」 民生委員ら４０人参加 下関 ／山口 | 毎日新聞

配偶者や恋人からの暴力「ＤＶ（ドメスティックバイオレンス）」をなくそうと、「ＤＶ防止講座」が１９日、下関市秋根南町の勝山公民館であり、民生委員ら約４０人が参加した。助産師の藤田房子さんが被害者から相談を受けた場合の心構えや、ＤＶの実例について講演。藤田さんは「どんなことも暴力を振るって良い理由にはならない。被害者には『あなたは決して悪くない』と伝えてほしい」と語った。【近藤綾加】 内閣府の「女性に対する暴力をなくす運動」（１２～２５日）に合わせた取り組みの一環。市人権・男女共同参画課によると、昨年度、市の相談窓口に寄せられた夫婦間のＤＶ相談は延べ１２９件、恋人間では４件あった。

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“(「逃げないから悪い」「なぜ別れない」被害者追い詰め)「被害者の言葉を反復し、じっくり話を聞くことや沈黙が大切。考える時間を共有したり自身を振り返ったりするきっかけに」と相談対応のあり方について解説”