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かすみを救ってくれるなら、俺の命などいつでも殺(と)ってくれ。お願いだ、助けてくれ。 時代小説 ザ... かすみを救ってくれるなら、俺の命などいつでも殺(と)ってくれ。お願いだ、助けてくれ。 時代小説 ザ・ベスト2023 (集英社文庫) 作者:佐々木 功,矢野 隆,今村 翔吾,米澤 穂信,伊吹 亜門,木下 昌輝,蝉谷 めぐ実,斜線堂 有紀,武川 佑,花房 観音 集英社 Amazon さぶ 作者:山本周五郎 Amazon 承前 再びの曳間宿 かすみが木賃宿を出ていってから丸一日が経っていた。小一郎と玄明(重蔵)が押し黙った夕餉の後、小一郎は二組の布団を敷いた。 本来ならば今朝、曳間を出て遠江から三河(愛知県東部)に入っている筈だった。二人は出発を先延ばしにしていた。お互い口には出さないが、万が一のかすみの還りを待っているのだった。 柱を背にし、忍刀を抱え込んで座って微動だにしない玄明の闇を凝視する黒目には、窓から射し込む月光が反射していた。 小一郎も横臥はしているが、寝られないのは、玄明と同様だ