吉増剛造さん、「土方巽を語ること」で講演、そしてMANDALAでの新作詩「デクノボー」披露＋「せきがはら人間村」の紹介ヴィデオ、どうぞご覧ください

大紙鳶（おおだこ）に 近よる鳶（とび）も なかりけり （正岡 子規） 子規にこんな句がありました。郷里の松山の正月に見た一情景だったでしょうか。あるいは、大凧というと、愛媛県の内子町の五十崎（いかざき）地区では、町を流れる小田川の河川敷で、大凧同士が一騎打ちする「いかざき大凧合戦」が５月の連休に開催されますね。これは、地元に４００年続く伝統行事、県の民族無形文化財に指定されています。１００畳もある巨大な大凧も登場するとか。さすがに子規が見たのは、そんな巨大なものじゃなかったでしょうが、この句、なかなか佳いですね。 舞踏家の土方巽の舞台を写真家の黒田康夫氏が撮影した画像をメインイメージとした、慶應アート・センターが主催する「没後３８年 土方巽を語ること」のチラシをまずお目にかけました。続く画像、今回のイベントでゲストスピーカーとして登壇される吉増剛造さんの朗読パフォーマンスを撮ったもの