山田花子のメッセージが、コラージュ作品に生まれ変わる

山田花子の「改訂版 魂のアソコ」発刊を記念して、10月16日より新宿ブルースクエアカフェで展示会が開催される。 展示会では、7月に青林工藝舎より発売された「改訂版 魂のアソコ」の装丁を手掛けたデザイナー河村康輔が、山田の作品から集めたメッセージやイラストを再構築したコラージュ作品を展示する。 山田は人間関係における抑圧や差別意識、疎外感を描き、1992年に24歳の若さで自殺したマンガ家。「改訂版 魂のアソコ」は、中3から高1まで裏町かもめ名義でなかよし（講談社）に連載していたマンガや、山田の作品の原点となる日記や制作メモ、アマチュア時代の習作などを収めた作品で、山田の多彩な才能を多方面から再検証した1冊となっている。 山田花子展 会期：2009年10月16日（金）～11月14日（土） 開場時間：8：00～22：00（土日祝10：00～） 会場：ブルースクエアカフェ（ブックファースト新宿店