【速報】『遺体なき殺人』妻の控訴を棄却 2審も懲役11年判決「ALS嘱託殺人」被告の息子と共謀…入院中の夫を虚偽説明で退院させ殺害 大阪高裁「殺害計画を正しく理解していた」（MBSニュース） - Yahoo!ニュース

医師だった息子らと共謀し、嘘の説明をして夫を退院させ殺害したとして、1審で懲役11年が言い渡された78歳の女。判決を不服として控訴していましたが、10月24日、大阪高裁は控訴を棄却しました。 1審判決によりますと、山本淳子被告（78）は2011年3月、息子で当時医師だった山本直樹被告（46）や、大久保愉一被告（45）と共謀し、夫の靖さん（当時77）を何らかの方法で殺害しました。 1審判決では、淳子被告と直樹被告が、精神障害があった靖さんを疎ましく思っていたことや、直樹被告と大久保被告が次のような殺害計画を練り上げ、それを直樹被告が淳子被告にメールで共有していたことが認定されています。 （1審判決で事実認定された計画） ▽当時靖さんが入院していた長野県内の病院に、「転院の手はずが整った」と嘘の説明をして退院させる ▽靖さんを新幹線で埼玉県の大宮駅まで運ぶ。移動中に製剤を注入して鎮静状態にする