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「無線給電」実用化に動き出すニッポン、世界と1.5兆円市場争奪戦が始まった ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
有線ケーブルを使わずに電気を供給する「無線給電」技術の実用化に日本が動き出す。総務省は2021年... 有線ケーブルを使わずに電気を供給する「無線給電」技術の実用化に日本が動き出す。総務省は2021年度内にも3帯域で専用の電波を割り当てる方針。電気はケーブルで伝わるという常識をくつがえす無線給電技術は日本や米国、中国が開発にしのぎを削る。10年後に1兆5000億円を超えるとされる世界市場の争奪戦が始まった。(山田邦和) 【ケーブル要らず】パワーエレ“最後のフロンティア” デジタル機器を専用台に密着させて充電する無線給電方式はスマートフォンなど一部で実用化しているが、現在は少し離れていても電気を送れる技術開発が進む。空間を飛び交う無線に電気を乗せて離れた場所に供給できるようになれば、有線での充電が不要になる。電池切れを気にせずスマホやパソコンが使え、電気自動車(EV)はどこまでも走れる―。そんな可能性を秘めた無線給電はパワーエレクトロニクス分野の“最後のフロンティア”と呼ばれている。 矢野経済
2022/04/06 リンク