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コピーフェイスとカウンターガール - 酩酊亭日乗
コピーフェイスとカウンターガール (ガガガ文庫) 作者: 仮名堂アレ(かめいどう・あれ),博出版社/メーカ... コピーフェイスとカウンターガール (ガガガ文庫) 作者: 仮名堂アレ(かめいどう・あれ),博出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/08/20メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 65回この商品を含むブログ (38件) を見るはい、駄目。 内容が実に薄い、というのが「駄目」なまず第一の理由だけど、それ以上に設定がいくらなんでも無茶苦茶で、リアリティないとかあるとかいう以前に、「ありえねーっつー」かって叫んじゃう。 「老若男女問わず同じ顔をしている一族」ってなんだよそりゃ? 性や年齢差は出るだろう、どうしたって。 そうした設定上の無茶を贔屓目に見るとしても、主人公も主人公に絡むヒロイン役も、そろってキャラが立っていない。トリックスター的な引き立て役をやっている先輩が一番目立っている、っていうのはいったいどうしたもんだか。 この年頃のアイデンティティの揺らぎを描こうとするのに、まず「