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『ミナリ』と、アメリカン・ドリームの残骸|伊藤聡
これは誰の夢なのか1980年代、レーガン政権下のアメリカ。カリフォルニア州に暮らしていた韓国人一家が... これは誰の夢なのか1980年代、レーガン政権下のアメリカ。カリフォルニア州に暮らしていた韓国人一家が、農業での成功を目指してアーカンソー州*1 へ移り住んでくる場面から、映画『ミナリ』(2020)は始まります。カリフォルニア州ではひよこの雄雌鑑別を職業としていた夫婦ですが、独立してひと山あてたいと願う夫(スティーヴン・ユアン)は移住を決意。アーカンソー州の美しい自然がとらえられたオープニングのショットに胸が躍りつつも、これが「夫の目線から見た風景」であるようにも感じられます。周囲の景色がきらめいて見えていたのは、夫だけではないのか。 目的地へ到着して早々に始まる夫婦のいさかいによって、夫の夢である農業への参入に、残りの家族が渋々付き合わされていることが判明します。家族が住む「新居」とは、実際のところ粗末なトレーラーハウスでした。機嫌よくアメリカン・ドリーム*2 にひたっているのは夫だけです