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七段飾りお雛様の七段飾り。 七段飾りにも色々な意味合いが隠れていて、解明すると楽しい。 四段目の弓... 七段飾りお雛様の七段飾り。 七段飾りにも色々な意味合いが隠れていて、解明すると楽しい。 四段目の弓矢を持つ二人。お内裏様とお雛様の護衛をしている随身は、左大臣と右大臣です。 左大臣はお年寄り。 右大臣は若者。 左上位の時代ですから、左大臣の方が上の位です。 服装の色でも位がわかります。 緋袍は五位。黒袍は四位以上を表しています。 したがって、位の高い左大臣が黒い服。 緋色の服が右大臣となります。 そう思って、お内裏様とお雛様を眺めると左上位のはずなのに、お内裏様右側に座っているけど、となる。 これは明治時代以降、外国のしきたりに習い女性の右側に男性が立つことに習ったためです。大正天皇が女性の右側に立って外国の要人を迎えたのが始まりです。今では洋式のマナーに従い、結婚式の並び方も右側に新郎が座っています。 立ち雛は座り雛よりも古い形なので、左側にお内裏様がいます。関西地方も昔ながらの伝統を大