文章の書き方と考え方、その一提案。｜古賀史健

読書感想文の書き方について、お話しさせていただいた。 ほぼ日のなかでもひときわ大好きなコンテンツ、「勉強の夏、ゲームの夏。」に呼んでいただいての話だ。毎年「意外と高学歴な人々」が講師として招かれるこの企画（たとえば去年は瀧本哲史さんなどが登場されている）に、意外と低学歴な自分が出てもいいのだろうかと内心不安に思いながら、ぼくなりの書き方や考え方について、おしゃべりさせていただいた。 もともとぼくは「ことばの正しい文章」や「読みやすい文章」であれば、練習次第で誰にでも書けるようになるし、それでライターとして最低限の仕事を果たせるようになると思っている。むずかしいのは、その先にある「おもしろい文章」を書く力であって、もしかするとそこには才能めいたものが必要になるのかもしれない。これが才能の問題なのか、技術や態度の問題なのか、ぼく自身まだ答えが出ていないところだ。 今回お話しさせていただいたこと

[neofreudian]

はっきり言って、「思いっきり自分に引き寄せる」ことしかできません。だから、研究者になりきれなかったんですね。「自分に引き寄せてる場合か！他の理論に引き寄せなあかんやろ！」って批判轟々でしたから。

[kagakaoru]

“今回お話しさせていただいたこと、そしてこれから書くことは、たぶん「正しい文章」と「おもしろい文章」の中間あたりに位置するだろう文章の書き方、その考え方の一提案だと思っていただけるとありがたい。”

[ninjaid2000]

批判的態度を許さないのが学校教育の現場でされているのはきついと思います。文章が昔の共産党の自己批判みたいにつかわれてしまう。文系はそうなりたくない、批評家はそう思っているのかもしれない。

[schoollife]

“思いっきり「じぶん」に引き寄せて考えることだ。”

[sukeroc]

“思いっきり「じぶん」に引き寄せて考えることだ。そうでなければ「わたしにしか言えないこと」は書けないし、「わたしにしか言えないこと」が含まれない文章はおもしろくないし、本質的な価値がない。”

[cliphit]

こころの階段の降り方。/宿題である以上書き上げなきゃ、〆切り守らなきゃ。心の羅針盤とマッピングは帰り道にもなっている。なあ、あのシナリオライターは今どこだ。

[mojamojayoriko]

“思いっきり「じぶん」に引き寄せて考えることだ。そうでなければ「わたしにしか言えないこと」は書けないし、「わたしにしか言えないこと」が含まれない文章はおもしろくないし、本質的な価値がない。”