カール・マルクス 著『資本論 』（2） 読書メモ｜実熊 秀史

第一遍 商品と貨幣 第一章 商品 第二節 商品に表された労働の二重性 最初商品はわれわれにとって両面性のものとして、すなわち、使用価値および交換価値として現れた。 後には、労働も、価値に表現さ れる かぎり、 もはや 使用価値 の 生産者 として の 労働 に 与え られる と 同一 の 徴表 を もた ない という こと が 示さ れ た。 商品 に 含ま れ て いる 労働 の 二面 的 な 性質 は、 私 が はじめて 批判的 に 証明 し た ので ある。 エンゲルス; 向坂 逸郎. マルクス 資本論 1 (岩波文庫) (Kindle の位置No.1180). 株式会社 岩波書店. Kindle 版. 労働の有用性が、かくて、その生産物の使用価値に表され、すなわちその生産物が一つの使用価値であるということのうちに表されているばあい、この労働を簡単に有用労働と名づける。この観点のもと