ジョアン・モレイラ騎手が日本の騎手への尊敬と自分の将来を明かす「正直に言って、もう長くは騎乗できない」｜木下 昂也（南米競馬の人）

5月16日、サンパウロ・ジョッキークラブの生放送が行なわれた。5月17日・18日・19日とシダーヂ・ジャルヂン競馬場で行なわれるサンパウロ州最大の競走GⅠサンパウロ・デーに関する特別番組である。 日本から一時帰国したジョアン・モレイラ騎手、そのモレイラ騎手が尊敬する名手ジョゼー・アパレシード・ダ・シルヴァ騎手、昨年541勝をあげて南米大陸の年間勝利記録を更新したフランシスコ・ゴンサルヴェス騎手が参加した。ゴンサルヴェス騎手はアルゼンチンを拠点にしているため、ブエノスアイレスからのリモート出演となった。 番組の中で、ジョアン・モレイラ騎手が自身の将来について述べる場面があった。3人の騎手がそれぞれ質問しあうという企画において、モレイラ騎手はダ・シルヴァ騎手から「あとどれくらい、あと何年くらい乗り続けるのか？」と質問された。 モレイラ騎手は次のように答えた。