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Chapter.1 初めてのオトコ(3286字)|小池みき
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Chapter.1 初めてのオトコ(3286字)|小池みき
自分が、「男の好きな女である」と気づいたのはいつだろう。 男が好きな女、女が好きな男、男が好きな男... 自分が、「男の好きな女である」と気づいたのはいつだろう。 男が好きな女、女が好きな男、男が好きな男、どっちでも構わない女、どっちでも構わないどっちでもない人、65:35くらいの割合で男を好むどっちでもある人など、性愛の方向性はいろいろあるわけだが、私は今のところ「男が好きな女」である。精神的にも肉体的にも、恋愛感情が向くのは男性だ。 それに自覚的になったのはいつだったか。 実は、思い当たるポイントがある。「こういう男に選ばれ、対になる女になりたい」と明確に欲した瞬間のことを、私はよく覚えているのだ。9歳の時のことである。 恋ではなかったと思う。ときめくとか切ないとか、あるいは触れたいとか、そういう感情が付随する意欲ではなかった。ならばあれは、「自分はこれから、こういう方向性で人を欲し、生きていくのだ」という強烈な自覚だったんじゃないかと思うのだ。 小学3・4年生の時のクラスメイトに、ものす