エントリーの編集
![loading...](https://b.st-hatena.com/bdefb8944296a0957e54cebcfefc25c4dcff9f5f/images/v4/public/common/loading@2x.gif)
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
![アプリのスクリーンショット](https://b.st-hatena.com/bdefb8944296a0957e54cebcfefc25c4dcff9f5f/images/v4/public/entry/app-screenshot.png)
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
2023/01/10 雑記|家長むぎ|note
母親の聞いていた曲の歌詞が、何と言っているのか分からなかった。当時乗っていた小さな白い車の中で延... 母親の聞いていた曲の歌詞が、何と言っているのか分からなかった。当時乗っていた小さな白い車の中で延々と流れていたいくつかの音楽。メロディーと声は曖昧な感じにほどけ、ひとつの水の流れのようになって、私の記憶に染み込むように残っている。そう、歌詞が分からない。それに加えて、曲の名前すら知らない。当時の私は幼すぎてそれらに関心を向けていなかったのだ。聞きそびれてしまった。あの曲たちを、ただ流れ続ける母親の好きな音として、あるいは車内の酸素、それか車窓の向こうの景色と同じくらい、ある種の透明なものとして認識していた。 彼女の好きだった曲の歌詞を聞き取れなかったのは、当時の彼女が何を考えていたを分からなかったのと似ているし、曲名を知りもしなかったのも、彼女が何を抱えていたのかを知らなかったことと似ている。そんな風に思った。 過去を振り返って、幼い頃の自分の幼さそのものを悔やむことほど寂しいことはないけ