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「そんな面倒なこといちいちやっていられない」は本当?|佐々木正悟
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「そんな面倒なこといちいちやっていられない」は本当?|佐々木正悟
「いちいちやっていられない」とき、私たちは知らず知らず、「偉く」なっているような気がします。そん... 「いちいちやっていられない」とき、私たちは知らず知らず、「偉く」なっているような気がします。そんな「出世」が自分の首を絞めている。 子どもに対してはずいぶんと「面倒な」ことを「いちいち」やらせるのに躊躇しないものです。 たとえば、 969.966÷1.98 といった見ただけでも「まじめに筆算」したらうんざりしそうな計算を、子どもになら、やらせる。小学生高学年に、です。 もしも「自分が」やれといわれたら、「そんなことやっていられるか!」となって、計算機かiPhoneにでもやらせて、「偉い自分」は、有意義な時間を節約し、ネットでエッチなサイトでも見るでしょう。 「面倒でいちいちやっていられない」ことを「やる」ために私は2方向からのアプローチを学びました。1つはタスクシュート。1つはグッドバイブスです。 タスクシュートだと、こうなります。 「そんなこと、いちいちやっていられないよ」という。すると