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Sun Flower|坂井田 啓介
2018年5月4日。 彼はいつもの通り、早起きだった。 時刻は6時を過ぎたところ。 彼は服をまといリ... 2018年5月4日。 彼はいつもの通り、早起きだった。 時刻は6時を過ぎたところ。 彼は服をまといリビングへ行ったようだった。 冷蔵庫を開ける音。 水道を使う音。 私は彼のそばに行きたい衝動より勝る、眠気の気怠さにベッドから出ることはできなかった。 彼は早起きだ。昨日あんなに飲んだのに・・・・ 彼曰く、「休みのほうこそ早起きしなきゃもったいないだろう?」 それから笑って 「僕は貧乏性なんだ」と言った。 コーヒー豆を引く音が聞こえてくる。 眠気より彼のそばに行きたい衝動が勝ち、私はガウンを羽織ってベッドを出た。 彼は、キッチンで咥え煙草でコーヒーを淹れていた。 「おはよう。おこした?」 「大丈夫。」 私はあくびをしながら応えた。 「コーヒー、飲むでしょう?」 「うん。」 私はコーヒーが好きではない。たまに外で飲むくらいだ。彼が家に初めて来る日に彼のためにコーヒー豆を買った。彼は喜んで飲んでく
2019/05/04 リンク