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「竜のグリオールに絵を描いた男」感想——『始祖の石』の違和感と不可視の束縛|亜済公
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「竜のグリオールに絵を描いた男」感想——『始祖の石』の違和感と不可視の束縛|亜済公
「竜のグリオールに絵を描いた男」 「鱗狩人の美しき娘」 「始祖の石」 「嘘つきの館」 本書は以上の4編... 「竜のグリオールに絵を描いた男」 「鱗狩人の美しき娘」 「始祖の石」 「嘘つきの館」 本書は以上の4編に、著者による「作品に関する覚え書き」と、おおしまゆたか によるあとがきから成っている。 解説には、次のように書かれている。 「デビューからしばらくは、膨らんでくるものを抑えこみ、(大きすぎる執筆対象を)コントロールしようと努めていた。(中略) その努力が最も成功しているのは「始祖の石」だ。ただ、その成功は話の枠として古いパルプ雑誌向けの小説の結構を借りていることによる。(中略)そのコントロールや抑制は書き手としてのシェパードの本質には反するもの」だ。 そして「始祖の石」発表の後、シェパードは「書いているものに納得できなくなった」ことを理由に、休筆するのである。 本作を読了して感じた私の違和感は、これによって裏付けられた。つまり、「始祖の石」だけが、4作品の中で明らかな違和感を与えるのであ