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天国への階段①|中山卓也
「死ぬ!」 僕は今、崖と崖の間に掛かっているハシゴの上にいる。 ここはオーストリア。ヨーロッパアル... 「死ぬ!」 僕は今、崖と崖の間に掛かっているハシゴの上にいる。 ここはオーストリア。ヨーロッパアルプスのドナーコーゲル山。 「天国への階段」「天国へのハシゴ」と呼ばれる吊り橋の上だ。 ハシゴの長さは43m、谷底からの高さは700m。 僕の前にいるガイドのヘリさんが余裕な態度でこちらを見ている。 「Enjoy?」 はい?楽しいわけがない!恐怖で震えて、前に進めない。風が吹いて、物凄く寒い。 恐怖なのか、寒さなのか、この震えが何なのかわからなくなる。このまま動けなくなったらどうなる?まだ死にたくない・・ 「助けて!」 僕の叫び声が美しいアルプスの風景に響いた。 前日、外は土砂降りだった。 世界遺産の街「ハルシュタット」は塩の産地として栄え、「世界一美しい湖畔の街」とも言われている。 けれど、ベランダから覗くその景色はお世辞にも美しいとは言えなかった。観光客も傘をさしての観光でとても残念な様子だ