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黒田剛監督の“引き締め”で首位返り咲き…町田ゼルビアの「プレーが荒い」は真実か? むしろ注目したい“本当の強み”「スペクタクルはないが…」(戸塚啓)
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黒田剛監督の“引き締め”で首位返り咲き…町田ゼルビアの「プレーが荒い」は真実か? むしろ注目したい“本当の強み”「スペクタクルはないが…」(戸塚啓)
春の珍事、などではない。 J1初挑戦で首位に立つFC町田ゼルビアだ。ゴールデンウィークを前に6勝1分2敗... 春の珍事、などではない。 J1初挑戦で首位に立つFC町田ゼルビアだ。ゴールデンウィークを前に6勝1分2敗の勝点19を稼ぎ、順位表の最上位に位置している。王者ヴィッセル神戸と優勝候補の一角サンフレッチェ広島には敗れたものの、鹿島アントラーズや川崎フロンターレを下している。その実力は本物と言っていい。 警告数はリーグ最多だが…「プレーが荒い」は真実か 初のJ1挑戦にあたって、町田は10人の新加入選手を獲得した。期限付き移籍から完全移籍へ切り替えた選手、期限付き移籍での加入なども含めると19人にのぼる。4月21日のFC東京戦では、スタメンの9人までが新加入選手だった。 大量補強はJ1昇格チームの強化策のひとつだが、チームが機能性を欠くことも少なくない。ここでクローズアップされるのが、黒田剛監督の存在である。 就任1年目の昨シーズンから、シンプルな戦術のなかで個人が最大値を発揮できる方向性を提示し