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未熟な自己愛の処世術(1)垂直分裂――汎用適応技術研究
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未熟な自己愛の処世術(1)垂直分裂――汎用適応技術研究
前のテキストで触れたように、成熟した自己愛の人であれば、間近な人間関係のなかでも自己対象を見つけ... 前のテキストで触れたように、成熟した自己愛の人であれば、間近な人間関係のなかでも自己対象を見つけやすく、若干の失望や欠点を含んだ相手を介してであっても、概ね持続的に自己愛を充たしやすい。対して、自己愛が幼児レベルのままの人は、(幼児が両親に求めるぐらいの)高い要求水準をクリアするような相手でなければ自己対象として体験しづらく、自己愛を安定的に充たすのに四苦八苦しやすい。ひいては、そのぶんメンタルヘルスの維持も難しくなりやすい。 このため、自己愛の成熟が十分ではない人達は、どうにかメンタルヘルスを維持するために特徴的な処世術を展開する。それが、今回紹介する(1)垂直分裂と、次回紹介する(2)水平分裂という処世術(にして防衛機制)である。 【(1)垂直分裂ポジション】 一つめの処世術は、“尊大で誇大な態度をとり、自分がさも偉いような自意識を維持し、高い要求水準をクリアしている自己対象だけを受け