江頭2:50が炎上している。TBSの番組『オールスター感謝祭』で永野芽郁を泣かせるほど追い詰めた「暴走芸」に対して、「セクハラを笑いにしてよい時代ではない」「芸風が古い」などと、各方面から批判されている。 一方、江頭を擁護する人もいる。「彼の暴走芸が許されないなんて、つまらない時代になった」というわけだ。酷いことに、バラエティの「ノリ」を理解しない永野芽郁を批判する人までいる。当の江頭は、自身のYouTubeチャンネルで謝罪動画を出し、素早く鎮静化を図った。 この騒動を眺めていて私が思うのは、それを当然のことと思うにせよ、嘆くにせよ、彼の芸は「昔は許されていたが今の時代に通用しなくなっている」と理解するのは間違っているのではないか、ということだ。 江頭2:50の暴走芸は、昔から許されていたわけではない。そもそも彼の暴走芸は、最後は江頭自身が他の出演者たちにボコボコにされることによって成り立