「虫の知らせ」はなぜ起きるのか

複雑な対象についてデータを集め、統計的に傾向を見る。「ビッグデータ」の下での現代のビジネスにとっては欠かせない方法論である。 このような顧客は、次にこんな商品を買う確率が高い。あるいは、特定の家族構成の人は、こんなサービスを必要としている。そのような統計的な傾向は、ビジネスにとっての貴重なヒントとなる。 脳は、もともと、環境について統計的な推理をしている。確実にわかるわけではない場合にも、生きる上で必要な情報を拾ってくるのだ。 出張先で、どの店に入ろうかとあれこれと探しているときも、結局は統計的な推理をしている。このような店構えのレストランでは、こんなサービスを受けられるだろうと、過去の経験というデータに照らして、推測しているのだ。 人間の脳は、大量の言葉にできない情報を得て、そこから推理をしている。「第六感」とか、「虫の知らせ」と呼ばれるのは、このような脳の無意識の情報処理の結果である。

[Minto_Strategy]

メモメモ＞「虫の知らせ」はなぜ起きるのか - 茂木 健一郎：世界一の発想法

[damae]

さすが茂木クオリティとでもいうべきしょうもなさだな／虫の知らせは「虫の知らせがあって、何もなかったときのことを忘れている」でだいたい説明されるのだが