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ANCA関連血管炎に対する気管支鏡 | 呼吸器内科医
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ANCA関連血管炎に対する気管支鏡 | 呼吸器内科医
■MPAまたはGPAと診断され、発症時に気管支鏡検査を受けた>18歳の患者を対象に、2004年から2019年にかけ... ■MPAまたはGPAと診断され、発症時に気管支鏡検査を受けた>18歳の患者を対象に、2004年から2019年にかけて後ろ向き観察研究を実施した。気管支鏡検査で得られた気管支肺胞洗浄(BAL)と組織所見を収集した。 ■274例のAAV患者に行われた92件の気管支鏡検査のうち、62件が診断時に施行され、最終的に58件が解析対象となった。咳嗽はGPAよりもMPA患者で頻度が高かった(p=0.02)。気管支内病変の存在(24.1%)は、GPA(p<0.0001)およびPR3-ANCA(p=0.01)と有意な関連が観察された。 ■最も頻度の高い気管支内病変は、気管支粘膜の炎症と充血(50%)であり、次いで狭窄(28%)、潰瘍(21%)、腫瘤様肉芽腫(7%)であった。気管支生検による診断率は、可視病変に対して有用であった(66.6% vs 0%;p=0.006)。BALでは、びまん性肺胞出血(DAH)