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『鵞鳥湖の夜』でフィルムノワールを再構造 ディアオ・イーナン監督に聞く演出の裏側
第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され話題となったノワール・サスペンス『鵞鳥湖の夜... 第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され話題となったノワール・サスペンス『鵞鳥湖の夜』が現在公開中だ。警官殺しの逃亡犯となった男と美しき謎の女、そして警察やギャングたちの交錯する思惑を描いた本作を手がけたのは、『薄氷の殺人』で第64回ベルリン国際映画祭金熊賞&銀熊賞をW受賞した中国の気鋭監督、ディアオ・イーナンだ。リアルサウンド映画部では、ディアオ・イーナン監督にメールインタビューを行い、演出や撮影、そしてグイ・ルンメイの魅力や撮影が行われた武漢について語ってもらった。 「芸術的チャレンジと商業性を兼ねた映画を撮りたかった」 ディアオ・イーナン監督(左)とリャオ・ファン(右) ーー前作『薄氷の殺人』以来5年ぶりの新作となります。前作は完成までに9年かかったそうですが、今作はある程度スムーズに完成したのでしょうか? ディアオ・イーナン(以下、イーナン):今回の撮影は全体的にスム
2020/09/29 リンク