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『アメン父』 | 荒野に向かって、吼えない…
田中小実昌著 『アメン父』 『ポロポロ』は田中小実昌の代表作としていいだろう。そこでも表題作におい... 田中小実昌著 『アメン父』 『ポロポロ』は田中小実昌の代表作としていいだろう。そこでも表題作において独立教会の牧師であった父田中遵聖の姿が描かれている。『ポロポロ』を書いた約十年後の1989年に本書は刊行された。 ポロポロ (河出文庫) 講談社文芸文庫のカバーには「息子から父への鎮魂歌。長編小説」とある。しかし一般的な伝記小説を期待して本書を手に取ると、読者はとまどわされることだろう。では評伝なのかというと、そうするのもためらわれる。なにせ資料関係の多くは義理の弟(妹の夫)であり教会の後を継いだ伊藤八郎による調査に依拠しており、引用をする際には表現を書き換えるということさえしている。 あとがきにはこうある。「この本は父の伝記でもなく、ぼくの父へのおもいででもなく、(いまでも)アメンが父をさしつらぬいていることを、なんとか書きたかった」。 「父の伝記でもなく、ぼくの父へのおもいで」であるとい