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日本語と日本人(第3回)―漢字の日本語への取り込み― : 財務省
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日本語と日本人(第3回)―漢字の日本語への取り込み― : 財務省
国家公務員共済組合連合会 理事長 松元 崇 漢字を日本語化した日本 日本語の豊かな言語空間になくては... 国家公務員共済組合連合会 理事長 松元 崇 漢字を日本語化した日本 日本語の豊かな言語空間になくてはならないものが漢字だ。漢字はすっかり日本語の一部になってしまっている。それは、日本人が様々な工夫を行うことによって漢字を日本語に取り込んできたからだ。日本人は、日本語にだけある助詞や助動詞、活用語尾、固有名詞などを表すために、漢字の意味を捨てた日本独自の万葉仮名を創り出し、それを「ひらがな」「カタカナ」に進化させていった*1。「ひらがな」は漢字を崩したものから、「カタカナ」は漢字の部首から創り出されたものだ。さらに、漢文に訓読みも導入していった。そのようにして、日本人は日本語の中に漢字を融通無碍に取り込んで、話し言葉と書き言葉が融合した豊かな表現方法を創り出していった*2。文字学者のスティーブン・ロジャー・フィッシャーは、漢字と2種類の仮名という3つの文字を使い分ける日本語は、おそらく現存の