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Shunsuke SUGIMOTO - めくるめく倫理学の世界にようこそ
ここまで、功利主義、カント主義/義務論、徳倫理学の三つの立場を紹介してきました。ところで、この三... ここまで、功利主義、カント主義/義務論、徳倫理学の三つの立場を紹介してきました。ところで、この三つの立場を知った人は、次のような感想を抱くのではないでしょうか。功利主義は何でも白黒付きそうで便利だけど、義務論的な絶対性も納得できる。行為でなく人(性格や動機)を見るべきだという徳倫理学の指摘もその通りだと。そもそも、三つの立場を同時に取れないのでしょうか? もう一度、これまで学んだ理論の定式を並べてみましょう。 功利主義:ある行為が道徳的に正しいとは、その行為が帰結としてできるだけ多くの者(や動物)をできるだけ幸福にする(最大多数の最大幸福を実現する)ことである。 義務論:ある行為が道徳的に正しいとは、その行為をしないことが格率(きまり)として普遍化できないことである。あるいは、ある行為が道徳的に正しいとは、その行為をしないことがある人の人間性をたんに手段としてのみ扱ってしまうことである。
2021/03/17 リンク