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フェデリカの幸せな侵略計画
冬野 暉 お題『臆病な建機×人間嫌いな少女、テーマ:侵略計画』 《ほ、本当にやるのか?》 もう何度目に... 冬野 暉 お題『臆病な建機×人間嫌いな少女、テーマ:侵略計画』 《ほ、本当にやるのか?》 もう何度目になるかわからない質問に、フェデリカはきつく頭上を睨んだ。 「やらないなんて選択肢は最初からないって言ってるでしょ」 まるで老婆のようにしゃがれた声の鋭さに、少女に覆いかぶさる巨大な影がぎこちなく身じろぐ。 《……わかった》 低い駆動音が唸り、ショベルがゆっくりと鎌首をもたげた。『彼』の機体に遮られていた白い陽射しがチカチカと瞳をつつき、フェデリカは顔をしかめた。 ショベルは緩慢な動作で堅く乾いた地面を砕き、ごっそりと彼女の眼前の土を抉り取った。舞い上がった土埃が煙のようにフェデリカを包みこむ。 思わず咳きこむと、《危ないから、下がっていてくれ》と懇願された。しかしフェデリカはひと睨みで『彼』を黙らせた。 「いいから続けなさい」 渋々とショベルが動き出す。人の手ではスコップの刃先を突き立てる